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書評:落合陽一 日本再興戦略から学べるところと感想

 2018/02/14 文学部
この記事は約 4 分で読めます。 3,188 Views

出だしから、色々書いていることは、

戦後の常識を外して考えてみよう(もう当てはまらない時代になるから)でいい。

落合陽一3つの再興戦略として

1.経営者としてより良い会社経営をすること(自分の会社もっているから)

2.メディアアーテイストの活動を頑張ること

3.大学での活動

を彼の個人の戦略として上げているが、直接面識なく、マスコミからの情報からでは

彼の最大の活動はタレント活動に近いように見える。

そのために、物が浮揚する実験とかメディアのネタになりやすいものを提供して知名度高めるのが

外部から見ていると想像される戦略にみえるのである。(あんまりテレビ見てないが)

でもこれは有名人全般に言えることで、意外性は人から最初の注目を集めやすく、

そこでなるほどと思われることいえると、ファンが作れるというのは繰り返されてきた手法で戦略ですらないのかもしれない。

自動翻訳が劇的に普及する

これは自宅に泊まる各国語のAirbnbのゲストにも試しているので、2017年からの進歩が劇的なのを実感している。

これは有効活用して世界の人とコミュニケーションできるようにするのは戦術にはなる。

5G通信で電子会議と自動運転がやりやすくなる

これはそうなるのだろうけど、今打てる手は特にかいてないし、僕も思い浮かんでない。

人口減少高齢化がチャンスである3つの理由

1.自動化への抵抗がない。(労働人口減るから自動化するしかないから)

2.高齢化社会を最初に経験する国としての輸出戦略

3.若者少数化による教育投資のやりやすさ

これも50代の私には特にこれから自分の生活にプラスにできる要素は思い浮かびませんでした。

ただ、一般的にはネガティブにとられることをチャンスととらえなおすことは参考になりました。

ブロックチェーンと日本再興

彼自身がVALUとタイムバンクに登録していることも書いてますが、取り上げ方が軽く実質参考になるところが見当たりませんでした。

私がVALUのマニア過ぎだからのせいも大きいのでしょうが。

ただ、彼のVALUの使い方はとても上手で、有益な参考事例となるので、時々見ておこうと思っています。

ホワイトカラーおじさんの使い方

大企業のホワイトカラーをベンチャー企業につれてきてルーティンワークやらせれば一挙両得みたいなことがかいてありました。

全体に感情に訴えかけて一気に読ませるようなところはあるのですが、実質の内容はあまりないような印象を受けました。

実は高齢者はよく話を聴くと貴重な経験を持っている人が人生長い分多いのですが、

その使い道は今までの経済活動からは確かに私も思い浮かびません。

立ち読みで良かったなと。ところが凄く売れてます。

実際私も買ってしまいましたし、

世の中が大きく変わりそうだ、その時どうしたらいいのだろうと、考えている人が多く

こういう本がでると買って読みたくなってしまうところを見事についていると思いました。

それこそが、落合陽一の自分再興戦略(単に戦術?)だったのではと読み終わって思いました。

本の最後の方にモチベーションの重要性が書かれていてこれがこの本の要旨にも見えました。

既に 囲碁や将棋は人間のトップもAIにかないません。人間はどうしてもこれをやりたいというモチベーションや感情にこそ存在意義を見出すべきもの、それこそが人間に残されたものになるということは私も同意見です。

好きか嫌いか、好きなことを純粋にやり続けること、それが大切で、それこそが、”現状のAI” では確かにわからないところです。

ただ、これも近い将来、高度な知性を発揮するときはAIでも認知の重みづけが必要になり、それが人間でいう感情に近いものになったりしないかなとも私は思っています。

追加、意外なことに筋トレもしているそうで、体調維持も含めて現実的な解決方法を観念論に陥らずに取り入れられる人なのだなと思いました。

 

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jinsei-me

jinsei-me

全記事自分で書いています。
FBのリンク先で自分をさらしています。
興味の範囲が広いので、メディア名に大学をいれて、興味の範囲を学部で分類して書いてます。
今はブロックチェーンやトークンへの関心が高いです。
 




https://www.youtube.com/watch?v=oB5XAfXMsZc&feature=share

 

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