400mフリー決勝 鬼ブッチギリの女王ケイティ・レデッキー
ケイティ・レデッキー(Katie Ledecky)は400mフリーで2位に約5秒差をつけて世界記録で優勝しました。
あまりにも圧倒的に強くて、解説しにくいのですが、これだけの選手のことを書かないわけにもいきません。
アメリカの水泳スターは、フェルプスとライアンロクテから、女性のケイティー・レデッキーになるのかもしれません。
圧倒的に強いことはスター性につながり、男子選手でこれだけブッチギリの選手は今のところ見当たりません。
名前からWikipediaへのリンクを貼ったので詳しく知りたい人はそちらをご覧下さい。
泳ぎはブレもなく、まるで欠点が見当たらないだけでなく、
ともかく滑らかに、自分のパワー、エネルギーを最大限効率的にどこにも引っかかるところなく
水に伝えられている印象でした。ともかく自然なのです。
トップレベルの選手はみんなそうでしょうがその中でも一歩抜け出ているくらいに。
力を入れる必要のある筋肉にのみ力を入れて、
力を入れる必要のない筋肉はまるっきりリラックスできる。
それを他の選手より高い純度でできている選手という印象を受けました。
是非、彼女の泳ぐ映像をみて、何かを感じ取ってください。
たまに真上からの映像が出ると、彼女だけが左右へのブレがまるでないのがわかりやすいところの一つです。
ロンドンオリンピックで15歳でアメリカ最年少代表となりそのまま金メダルをとっていますが、
そこからも日々成長してきているということで、400m以上のフリースタイルでは無敵どころかライバル不在が続いてます。
手を抜かないんですね。何が彼女をそこまで駆り立てるのでしょうね。
そしてこれだけ、ブッチギリで勝っても、勝ったあとに何とも言えない
嬉しそうなホッとした表情をしていることも印象的でした。
選手 | タイム | |||||
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3:56.46
WR
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4:01.23
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4:01.92
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4:02.37
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4:04.69
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4:05.30
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4:05.68
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4:06.98
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