出典

https://scandinaviantraveler.com/en/people/swedish-swimming-ace-sarah-sjostrom-reaching-for-gold

決勝結果

”Sarah Fredrika Sjöström”

”サラ・ショーストレム”

優勝　55.48 (世界記録) 彼女のみ　55秒台　決勝ではそれを前半で揃えた。

優勝確実視されている彼女ですら、レース後に喜びとホッとした感じとうっすら涙ぐんでいる感じがした。

池江璃花子

6位　56.86　　またベストを更新して、日本記録も更新した。決勝で。今の彼女のベストを良い形で完全に出し切ったように見えた。

インタビューの受け答えも、完璧で、特に、目標通り56秒台を出したことを上げ、前向きに捉えていることが、今後につながる心がけでこの16歳の女の子から学ばせてもらった。

バタフライの技術は、既に世界トップかもしれない、なめらかで、水しぶきがほかの選手ほど上がらないように見えた。柔軟性が素晴らしくそれを活かして泳げているように見えた。

準決勝結果

サラが55秒後半に揃えて、予定通り、一位で決勝へ

池江璃花子　57秒05でさらに自己ベストを更新して、全体（準決勝は2レースあるので）3位で決勝進出決定。

驚異の16歳であることを、証明した。

星なつみ選手は決勝進出はならず。（彼女の本命は200m）

予選結果

予選で、　サラは56秒26でトップ　（56秒台前半サラのみ、無理しないでトップに通過できるように調整してきたようにもみえる）

池江璃花子　57秒27自己ベストで日本記録　8位　準決勝でもこの順位のままなら決勝に残れる。16歳でベストタイムをこの結果を出せるのはまだまだ成長途上に見える。泳ぎが柔らかくて大きい効率の良い泳ぎ。 池江本人の表情の緊張も、言葉でも「緊張しました。」と語っていることもそのとおりだろうに、それでも本番でいい泳ぎができて自己ベストを更新できるのは、プレッシャーに強いだけでなくて、ポテンシャルがさらに高いようにも見えた。

星なつみ   58秒15　16位で準決勝進出。本命の200mバタフライにつながる結果。

試合前に書いた記事

リオデジャネイロオリンピック100m女子バタフライで、

９０％以上の確率で金メダルをとると予想されている選手がいる。

放映時間は6日深夜（７日午前1時）７日10時詳しくはリンク先へ

（９０％の根拠は、彼女についてのブックメーカーの出しているレートが１．１０

彼女の優勝に100円かけてそれがあたっても110円しかでないという、

それくらい彼女の優勝の確率が高く予想されている。）

なぜそこまで強いのか知りたくて、色々と調べてみたのだが、

一番、伝えやすいのは、彼女のtwitterのヘッダー画像だった。

https://twitter.com/sarahsjo

彼女の名前は

スウェーデン語で　”Sarah Fredrika Sjöström”

カタカナ表記で　　”サラ・ショーストレム”

努力と工夫の限りを尽くしているトップスイマーの中で

彼女がだけが１００mバタフライで55秒代をだし、2位以下に一秒近い差をつけている。

女性で、身長１８６cmで同時にこのボディーバランスということもメリットだろうが、

上の彼女のtwitterのヘッダー画像をぼんやり見ていると

彼女の下半身、足の付け根から先がまるで、魚の尾びれのように見えてくる。

足の中に骨があるはずなのに、大きく撓んで、しなって、水を

けって、推進力を得ているように見えてくる。

水中からの動画は見つからなかったこともあって、

この画像が彼女の特殊な速さの理由を一番想像しやすかった。

バタフライという種目は、昔から、突出した選手が出やすい種目です。

それは理想のバタフライに近いバタフライが個性に依存することが多いからなのです。

動作、タイミング、身体のしなり、

例えばクロールと比較して個人の感覚に依存せざるを得ないところが多いからです。

また、バタフライはどんなに上手に泳いでも身体への負担が大きいです。

サラ・ショーストレム　のバタフライは、他の選手より若干フラットで

上下動も少なくそれにより、ピッチの上げ下げも比較的しやすいようです。

ただ、それより驚くのは、比較的フラットなバタフライと同時に

通常は大きな上下動とともにしか作り出せない、うねりを作り出せているように見えるところです。

（これは筆者が、動画から得た感想に過ぎず確証はありませんが。）

この種目の見所は、彼女と他の選手のバタフライの何が違うかを見出して

願わくば自分のバタフライに試せる何かを思いつくことかもしれません。

大切なことを書き忘れてました。

この種目には

池江璃花子

選手が参加します。今季世界14位で５７’５５(2016/4/4) にだしています。

16歳で上り調子であること、今までも勝負強いことから、

メダルを取る可能性を持っていると思われます。

サラ以外の上位選手とは約一秒差でしかも、上り調子の16歳なので。

（女子１００mバタフライ２０１６ランキング　https://swimswam.com　より）