決勝更新:女子200m自由形にスタースイマーが集まりすぎて事件です。トップモデルでトップスイマーとか

決勝結果
1位 ケイティ・レデッキー
2位 サラ・ショーストレム
ケイティー・レデッキーが飛び出したまま、それを譲らずゴールしました。
サラ・ショーストレムがラスト50mで追いつきそうなところまで追い上げつづけたのですが、
最後タッチの差で追いつけませんでした。
ケイティー・レデッキーの自分の信じきって、泳ぎきるレースは心技体が一体となったからこそですが、自分をここまで信じ切れる気持ちの強さだけでも、感動を呼ぶものでした。
サラ・ショーストロームは、絶えず冷静な、効率の良い泳ぎをしていたことと、彼女のスプリント力から、ラスト50mで抜き返せるかに見えたのですが、レデッキーが予想を超える強さでした。
レース後にこの二人がプールの中で笑顔でハグしていることも、素晴らしいことでした。レデッキーはスプリント力まで手に入れ、キックが強く、さらに無敵になりました。
仮に多少腕がバテても強いキックでリズムを崩さず泳ぎきれてしまうようです。自由形で200m以上の競技は全部金メダルをとれるスイマーが現在にでてくるとは驚きです。
準決勝結果
昨晩書いた3人が、ベストスリーで並びました。
メダルはこの3人で争うことになるのでしょう。そのくらい4位から離れた3人で、
金メダルは、サラ・ショーストレムとケイティ・レデッキーの一騎打ちになりそうな泳ぎでした。
この二人が並んで泳ぐことで、その泳ぎの違いを興味深く観察することができました。
レデッキーの泳ぎはサラに比較すればピッチタイプで回転が速くストロークは短めで(あくまでサラに比較すれば)す。
回転速いと長距離厳しそうに通常は思うのですが、昔から、回転が速いピッチ型で、長距離圧倒的に強いスタイルの選手はいました。
それは、まるでモーターのようにみえて、ストローク全体の強弱は感じにくい泳ぎです。
サラの、自由形はストロークが長く、水しぶきも上がらず、美しいものでした。200m自由形すら、
100mバタフライ絶対女王の彼女からしたら、よりゆっくりと、静かに、丁寧に泳げる種目と感じているのでしょう。
バタフライで得た、リズムとタイミングが、彼女のフリーも特殊に優れたものにしていると感じさせる泳ぎでした。
フェデリカ・ペレグリニ
が決勝に向けて、まだ力を出し切ってないことも考えられます。
今季世界2位で、下にも書いたように、1:54.55をだしているからです。
美女は本音をみせないからそうみえるのかもしれませんが。笑。
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1:54.65
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1:54.81
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1:55.42
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1:56.03
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1:56.05
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1:56.29
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1:56.38
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1:56.63
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予選結果
予選前情報で書いた3人の有名スイマー
ケイティー・レデッキー が順当に1位(世界ランク一位で400mで絶好調だったので)
2位のエマ・オッケンも絵になる選手です。
3位がバタフライ絶対女王で可愛い表情のサラ・ショーストレム
5位にフェデリカ・ペレグリニ(ページ下部の予選前情報参照)がきてますが、世界ランク2位であり、4度目のオリンピックということから、おそらくここで全力は出してないのでしょう。
日本の五十嵐千尋選手は、0.14秒差で17位で惜しくも16位までの準決勝に出られませんでした。
このメンバーではメダルは無理にしても、準決勝にでて、日本記録を出して、納得のレースをしたかったハズです。
インタービューも引き上げていく姿も、いくら前向きに発言しても、悲しみと残念さがにじみ出ているように見えました。
池江璃花子選手も準決勝進出ならず。いくら若くても、オリンピックレースにこれだけ連続ででていることで、疲れがでてきたのかもしれません。
100mバタフライのように自己ベスト更新とは行きませんでした。
選手 | タイム | |||||
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1:55.01
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1:55.80
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1:56.11
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1:56.26
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1:56.37
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1:56.52
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1:56.54
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1:56.77
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1:56.91
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1:56.93
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1:57.08
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1:57.12
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1:57.15
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1:57.28
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1:57.68
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1:57.74
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1:57.88
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予選前情報
既に他の種目で負け知らずの選手として紹介した選手達と
さらにそれを超える有名な選手が出場してきます。
それはイタリアのフェデリカ・ペレグリニ リオです。
水泳選手としてだけでもあまりにすごいので、詳しくはリンク先のwikipediaをご覧下さい。
要は12年以上もオリンピックメダリストと活躍君臨し続けてきているのです。
そして、Wikiに書いてないことを追加すると彼女はイタリアの国民的スターで
Twitterフォローワーは46万人とか、
アルマーニを始めトップブランドのモデルをやっているとか、
何故か全身金粉の写真で雑誌の表紙を飾ったりとか、
ともかく美貌も金メダリストなのです。
このフェデリカ・ペレグリニ リオ(Federica Pellegrini、1988年8月5日 – )が
今季もこの種目世界ランク2位なです。
ランク一位は別記事で紹介した ケイティ・レデッキー(Katie Ledecky)
彼女は、400mフリー以上の距離は、鬼ぶっちぎりの絶対女王ですが、
200mフリーはこのフェデリカと0.12秒しか差がありません。(これはイタリアとアメリカは盛り上がりますね)
1:54.43 Ledecky, Katie 1:54.55 Pellegrini, Federica
さらに、さらにですよ。
そこからまた0.32秒差の今季四位にこれまた別記事で紹介した
100mバタフライの絶対女王でも可愛いサラショーストロームがいるのですよ。
1:54.87 Sjostrom, Sarah
何この人類最速スイマーと、美貌の競演。これはスウェーデンも盛り上がりますね。
ここには日本期待の実際100mバタフライでいきなり決勝に残った16歳 池江璃花子も参加します。
彼女は今季この種目24位なのですが、それを100mバタフライの現場で成長できるポテンシャル見ると
この種目も決勝に残る可能性もあります。
そうなったら、日本も盛り上がりますね。
いやいや、このレースに名前をつけるなら、
”美貌と専門種目の代理戦場”
てなところでどうでしょうか。
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