奇跡の男子800mフリーリレー銅 52年ぶり
男子800mフリーリレー銅は奇跡です。
だからこそ感動もひとしおです。
4人のメンバー全員が、全力を出し切り、自分のベストを尽くすことでこんな奇跡を見せてくれました。
特に、松田選手は、31歳、長いこと、第一線で頑張ってきて、200mバタフライではフェルプスに後一歩と迫ったこともありました。
その松田選手が、このオリンピックではこの種目のみに出場するために、参加して、アンカーで見事に泳ぎきって、銅メダルをとれました。
同じレースで、アメリカのアンカーは200まバタフライ決勝を泳いだばかりのフェルプスでした。
両国とも、その国のベテラン選手をアンカーに据えて、花道を飾らせようとしてました。
そして、イギリスは、200mフリーの今季2位、ジェームズ・ガイをアンカーに持ってきて銀メダルをとりました。
各選手のポテンシャルを出し切って、最高のレースをしてくれたことで、世界一の感動をもたらしてくれました。
萩野選手も個人で出場した、200mフリーより速いタイムで第一泳者としてトップか同着くらいで泳ぎきってくれました。
リレー種目の感動は、人の絆の大切さを、直接見せてくれました。
個人の記録をみればこの種目で日本がオーストラリア、ロシア、ドイツに勝てるのは、チームを想う心が起こした奇跡でした。
52年ぶりの奇跡でした。 水泳は根性論だけで急に速くなるものではありませんが、それぞれが、真剣さで、
それぞれ確実に自分のベストを出してくれたことでこんな奇跡がみれました。ありがとう。
追記、リレーは第一泳者以外は引き継ぎのために、個人の記録はでませんが、小堀選手が自己ベストを2秒近く縮める泳ぎをしたことが特に大きかったようです。
追記2 江原騎士(ナイト)(キラキラネーム?)選手は400mに出ました。前半に飛ばしすぎて後半ズルズル落ちていくという、最も苦しい展開のレースをしてましたが、キップのよい心意気が溢れていて、印象的だったのでした。リレーでメダル取れて、本当に嬉しかったことでしょう。
アメリカ
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イギリス
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日本
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4 |
オーストラリア
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5 |
ロシア
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6 |
ドイツ
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7 |
オランダ
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8 |
ベルギー
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