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映画:ぼくは明日、昨日のきみとデートする 感想とあらすじ男は知ってた方がいい内容と設定

 2016/11/04 恋愛学部 映画学部
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追記-2016/12/21-

Contents

映画は小説にほぼ忠実な内容

小説が短めなことも、内容を省略しないで忠実に映画化しやすかったようです。

また、見た人の評価が映画.comでも4.0と高いです。

南山高寿 – 福士蒼汰(主演)

最初のほうで、女性にも恋にも不慣れでオドオドした新鮮さから、最後の日の落ち着いた感じまで上手に自然に演技されてました。

福寿愛美 – 小松菜奈(ヒロイン)

かなりの美人なのに、自然にそこにいそうな雰囲気で、この映画にリアリティーを与えているのが印象的でした。

女性から支持や共感をうけられそうです。

時間にこめられた特別な設定以外は、出会いから、デートまでよくある話なのですが、特別な設定が、2人の時間に、特別な切なさ、大切さ、悲しさを与えています。

それだけで、観客、読者に満足感を与えてくれているようです。リアルにデートで観にいく映画としてむいています。内容に理屈っぽく、理論的に突っ込んだり野暮なことはしないほうが良さそうです。

小説と映画紹介(ぼく明日デート

2015年10代20代の女性が最も読んだ小説

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』はネット上で評判が広がり、2015年10代20代の女性が最も読んだ小説です。

読みやすくて、サラサラとすぐ読み終わる、ライトノベルという分野の小説で、時間に関しての部分はSFっぽくもあるのですが、

SFとしてはいくらでも突っ込めてしまいそうな、甘めの設定です。論理的にはおかしいところを、敢えてこだわらずに受け入れたほうが楽しめます。タイトル自体がまあネタバレなのですが。

会ったばかりの彼女に何故、魔法にかかったかのように一目ぼれしてしまったのか。 会った初日になぜ彼女は泣いたのか。一緒に居る時間を、ちょっとした食べ物でも少しでもおいしい、気に入るものを選んでなんでそこまで時間を大切にしていたのか。それらが、物語の種明かしで全て、”なあるほど”わかってきて、種明かしを読んでから、最初のほうを読み返したところで、ウルッときたりします。

映画でそれがどんな風に再現されているかですが、これ小説より、映画の方が楽しいと推測します。

なぜなら、小説が、あまりにも、すっきりさっぱりの描写なので、情景を具体的に、イメージするよりも、映画で見たほうが、情感がわきやすいと思うのです。この小説の映画化の場合。

これは、小説のまま映画もファンは圧倒的に女性が多いと予想します。結局、デートは女性の機嫌が優先することが多いので、付き合い始めのデート用の映画としてはかなり向いているハズです。

小説の内容からも、時間を大切にしようとか一般的に良い話も持っていきやすく、内容も、おいしいものを一緒に食べましたとか、一般的にはずれがない、でも尖っている彼女だとつまらないといわれることもある映画なのかもしれませんが。

あらすじ(ネタバレ含まずバージョン)

電車の中で”初めて”彼女を見かけ生まれて初めての”運命的な”一目ぼれをして電車を降りていく彼女を追いかけてもともとそういタイプでもないのにいきなり告白します。

ありがちな出だしですが、運命的に感じる理由があとからわかり、初日の別れ際に彼女が抱きついてきて泣いたこともなるほどと言う理由があとでわかります。

いきなりの出会いなのに不自然なほど自然に恋人同士になり、甘い恋人生活に不自然なほど”すぐ”に落ちます。まるで昔からお互いを知っていたかのように。

”不自然さ”に不思議を感じる場面が何度かでてきます。

1.高寿が動物園で描いばかりのたキリンの絵を愛美が「教室に貼られるやつだ」と言い、実際にその通りになったこと。

2.高寿が彼女だけに見せた自分が書いた小説のヒロインの名前を事前に知っていたこと。

3.愛美が残したメモが、実際と逆に未来から過去にさかのぼる日付で書かれ、二人の近い未来のことまで書かれていたこと

そのメモを見た時に愛美から電話がかかり愛美の秘密が明かされます。

高寿が10歳のときに30歳くらいの女性に助けてもらったときに受け取った箱がこの秘密が作り事でないことを証明していました。

高寿は戸惑い悲観しならも、今までの愛美と初めて出会ったときのこと、不思議なことのを理解でき、いっそう愛美の気持ちを理解でき、愛おしく思えるようになり、残された時間を大切にすることにする。

ラストシーンでは高寿との出会いにために、ラッシュの電車に高寿の近くにいけることを願い乗り込む。

物語の最中でお互い、の人生で5年ごと(5歳、10歳、今の20歳) お互いに5歳のときに35歳くらいの人に助けてもらったことがあること、20歳との時に30歳くらいの人に会ったことを記憶しているエピソードがある。

ラストまできて、全てわかると、あれ、そうかと最初から繰り返して読みたくなる。

デートシーンの見所、息が合ったシーン

映画の中で、主人公二人の息がピッタリあって、本当に楽しそうなデートシーンは鴨川の堤防の飛び石のようなところを、二人でポンポンと飛び跳ねて石の上を飛び移っていくところです。これは主人公役の二人も、もう一度その場面を演じたいというくらい、息もピッタリで本当のデートのように楽しめたそうです。

時間が大切だと感じさせるよくある設定とはちょっと違う

恋愛小説、恋愛映画では、時間的な制約を設定することで、ドラマが盛り上がるように作られていることが多く、この作品もその一つです。だから、マンネリだと書きたいのではなく、逆に、全ての人間は限られた時間を生きているのに、映画、小説でこのような設定をしないことには、その有限性、貴重性、希少性を自覚できずに人生を終えてしまう。これがともかく、もったいなくも深いことで、自分も時間を大切に出来てない一人の人間なのですが、本当に何とかしたいです。今、会っている人と過ごせる時間は、今だけのもであり、二度とないこと。明日会えたとしても、今日とは違う時間になっていること、そして、それはお互いにそれぞれ違う時間であること、それを徹底的に教えてくれる、設定、種が隠されているのが、この小説であり、その映画なのです。

南山高寿 – 福士蒼汰(主演) 福寿愛美 – 小松菜奈(ヒロイン)

爽やかで親近感がもて、美男美女その2つが高いレベルで両立している2人が、本当にそんな日常的なデートをしているように演じてくれるのがこの映画なので、やっぱりデート向け映画として、かなり向いていて、一般的な女の子なら、大体喜んでくれる内容で、だからこそ、女の子に一番読まれた小説だったんですね。

男がデートでこの映画みて、仮にちょっと退屈したり、好みとちょっとずれていても、「うん、2人の時間が大切だとわかるところが良かったね」とか話あわせやすくていいのかななんて思います。(笑)

ネタバレだけど知っておかないと消化不良に成りそうなこと。

原作小説、とても読みやすくて、特に女性読者が多かったのですが、どうしても理屈で考えてしまうことの多い男には、ネタの不自然さが気になってしまうと楽しみにくいかもしれません。

SFでよくある、同じ方向の時間軸に進みながら、時間旅行(タイムリープ)する話とは味付けが違うのですが、理論的には説明がつかなさすぎて気になってしまうからです。

2人は、時間が進行する方向が逆の世界に生きていて、彼女のほうだけ5年に一度、彼の世界にやってこれるという設定なのですが、だとすると、彼女が5歳のときは彼もこの特殊すぎる時間旅行で彼女がどこに出現するかまで事前にわかってなかったら助けられないだろう? とか

時間の進行方向が真逆なのに、小説として2人の付き合いが成立するように、朝から深夜までか、小説の中では正確に夜中の12時だったかな、リセットするんです。急に消えてしまう。だから、朝からその時間までは普通に同じ方向に時間が進行して、夜中に彼女が彼の昨日にというか一昨日にリセットされると言うことでしかその整合性は取れない(一日は一緒に24時間近く同じ方向の時間を同じスピードで過ごせると言うことらしいので)

この辺は、厳密には突っ込みどころ満載で、でも、突っ込んでも何の実りもないばかりか、こういう、理論的には理解しかねるけど、ロマンティックな話のほうが女子受けはいいわけで、理屈っぽいと嫌われるだけなんだろうから、抑えといたほうがいいかなということを、事前に理解しておいたほうが無難でしょう。

一緒にそこで選べる一番おいしい料理を注文して、一番楽しい時間を過ごす。そこの理屈や疑問をさしはさまない。なんとも実用的でそのほうが実際、楽しく、幸せに生きることに有用な価値観だと言うことを、特に理系男子は知っておいたほうが良いことまで、この小説と映画はおしえてくれているのかもしれません。SFじゃなくて、そういう魔法のお話と理解しておいたほうがあっていると思います。SFだと奇想天外でも一応説明つく形を求めてしまいがちになるので。

スタッフ

監督 三木孝浩

主要映画作品

ソラニン(2010年)
管制塔(2011年)
僕等がいた 前篇・後篇 (2012年)
陽だまりの彼女(2013年)
ホットロード(2014年)
アオハライド(2014年)
くちびるに歌を(2015年)
青空エール(2016年)

 

脚本 吉田智子

原作 七月隆文

主要作品

白人萠乃と世界の危機 全2巻 (2005年1月-2005年4月、画:しろ/電撃文庫)
イリスの虹 全2巻(2005年12月-2006年10月、画:平野克幸/電撃文庫)
ラブ★ゆう 既刊6巻 未完(2006年11月-、画:みけおう/スーパーダッシュ文庫)
ハヤテのごとく!SS 超アンソロジー大作戦!!(執筆者の一人として参加、2009年8月、小学館ガガガ文庫)
学園とセカイと楽園 全3巻(2010年4月-2010年12月、画:カワムラヒロキ/MF文庫J)
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件 全11巻 (2011年11月-2016年7月、画:閏月戈/一迅社文庫)
さくらコンタクト 既刊2巻(2巻は日日日が担当、2014年3月-、画:三嶋くろね/このライトノベルがすごい!文庫)
ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2014年8月、宝島社文庫)
君にさよならを言わない(2015年8月、宝島社文庫)
ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)(2015年11月、新潮文庫nex)
君にさよならを言わない2(2016年8月、宝島社文庫)

製作 川田尚広 西野智也
製作総指揮 山内章弘音楽 松谷卓

主題歌 back number「ハッピーエンド」

撮影 山田康介
編集 坂東直哉

出演者

南山高寿 – 福士蒼汰(主演)

黙っていれば、イケメン風なのに、原作にあった、初々しさが自然にでています。

福寿愛美 – 小松菜奈(ヒロイン)

親近感と和風顔の雰囲気が原作のイメージにあっていて、女性ファンの受けもいいかと。美人で親しみわくのは最強ですね。

上山正一(南山の親友) – 東出昌大

主人公に強引にデートに誘えという、物語を左右した立場の役どころ、この役者さんは、聖の青春でも羽生役で大切な脇役を演じています。

山田裕貴
清原果耶
大鷹明良
宮崎美子

公開日2016年12月17日

 

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