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平尾誠二死去:同世代の記憶 死因(胆管細胞がん) スポーツと健康 ラグビー日本代表との会話 幸せは個別だ比較しないこと

 2016/10/24 健康学部
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2016/11/5–追記

ラグビー日本代表が平尾誠二氏追悼セレモニー 「ミスターラグビーの遺志を継ぎ」

デイリースポーツ 11/5(土) 15:09配信

 「ラグビー親善試合、日本代表-アルゼンチン代表」(5日、秩父宮ラグビー場)

ラグビー日本代表はジェイミー・ジョセフ新ヘッドコーチ(46)体制での初戦、昨年W杯4強のアルゼンチンを迎えた。

試合を前に10月20日に胆管細胞がんのため死去した元日本代表監督の平尾誠二氏(享年53)を追悼し、セレモニーが行われた。

同大で3連覇、神戸製鋼で7連覇を果たし、日本代表ではジンバブエ戦でW杯初勝利。鮮やかなステップ、輝かしい“ミスターラグビー”の軌跡の映像を会場中が見入った。

生前、平尾氏が日本代表に送った「誇りに思えるようなプレーを存分に発揮して欲しい」とのメッセージも流れた。そして「ミスターラグビーの遺志を継ぎ 新生日本ラグビー 出陣」との言葉が電光掲示板に記された。

両国国歌斉唱を前に、両国選手、観客が1分間の黙とうを捧げた。

追記-2016/10/25—

死後数日たって死因が胆管細胞がん

遺族はコメントの中で、平尾さんが胆管細胞がんを患い闘病していたことを公表した。

下で書いた、川島なお美さんと同じ御病気でした。昨年亡くなられた柔道の斉藤仁さんもこの病気でした。

追記-2016/10/24—

平尾さんのことで、かつてないほどラグビー協会の電話がなったとか、追悼のメッセージが多いとか、余程、多くに人に愛された人だったのだなと、改めて思いました。

死因を最後まで非公表とするだけでなく、生前もごく親しい人にも、ダイエットで痩せたとか無理な話をしていたそうです。死ぬときまでかっこいいまま。

松田優作さんも、最後まで弱いところを見せなかったことを思い出しました。かっこいい男の美学ですかね。(本人は苦しんだでしょうに、なんて意思が強いのでしょう)

平尾誠二さんが、本日(2016/10/20)亡くなられた。

スポーツヒーローであった平尾さんのご冥福をお祈りします。

平尾さんと同年齢の自分には思うところが多く、この記事を書かせてもらいます。

尚、私は平尾さんとは面識ありませんが、ラグビー日本代表だった方と何回もお話することがあり、そのときから、ラグビーで活躍されたその方の仲間が亡くなられた話を何回かお聴きして、健康に悪いのかなとズーと気になって時々考えていました。

私は以前、ある勉強会で、立派な紳士にお会いしました。明るく、とても感じの良い型で、その方と何度か飯やお酒をともにしました。

正月にテレビでラグビーを観ていたら、何とその方が、解説されていて、驚きました。その方は学生時代に既にラグビー日本代表に選らばれたという経歴の方で、

私はそれを知らずに、その年上のラグビーの有名人と何度もあって話していたことに漸く気がついたのです!!

当時から、私は水泳が好きでしたが、速いわけではなく、他のスポーツでも一流スポーツ選手から直接話を聴けることに興奮して、テレビで彼をみてから、ラグビーについて彼に質問するようになりました。

彼との会話で、実は一番記憶に残っていることは、ラグビー自体のことではなく、彼の友人や知り合いで、ラグビーで活躍されていた方に、病気や自殺で早くに亡くなられている方が何人もいるということでした。

自分も何度か入院生活を経験しているので、末期ガンの人も何度か経過をみたことがあり、みんな最後はこんな痩せ方するんだと思っていました。

実は川島なお美さんは痩せ過ぎで

気になってフェースブックで軽く30年前にあったときのこと書いたら(彼女の健康問題には触れませんでしたが)、その一週間後に亡くなられたことがあり

事前に痩せ過ぎとか書いてはいけなかったと思い強く反省したことがありました。

平尾誠二さんは、実は、今年は痩せすぎ、写真が別人に見えるほど

だとネット上で話題になっていました。病名はわからなくても、極端な、不健康に見える痩せ過ぎは、危険なほどの体調不良を見るものに推測させるのです。

痩せるばかりか、急に老化が進んだかのようにも見えるその写真はここには貼りません。

同世代の、人間にとってショックなのは、平尾さんがラグビーで活躍された当時、ラグビーは人気スポーツで多くの人が注目し、同世代の多くが平尾さんをよく記憶しているからです。

ユーミンまで、『ノーサイド』 という、恋人である彼がラグビー選手でその試合を応援する女の子の気持を歌詞にした歌を歌い。ラジオ番組で、ユーミンと平尾誠二が話したときは、その後、ラグビーを題材にミーハーな歌を作った自分が叱られるのではないかとビクビクしていたと通常は女王様のようなユーミンに言わしめるほどの存在だったのです。

当時の日本ラグビーは現代より世界の中で弱かったのですが、当時のラグビーはとても人気があって、その当時平尾誠二さんは、今の五郎丸さんより、はるかに有名で人々の話題にも上りやすい存在だったと記憶しています。 その後スクールウォーズという人気ラグビードラマの中のエースで主将の選手も彼がモデルでした。

彼と同世代の男、ほぼ全員は、彼のようにハンサムでもなく、スポーツで活躍するでもなく、もてるでもなく、比較しようもない地味な生活を送っていました。

ところが、私がそのラグビー日本代表だった方と色々話してわかったことは、もてること意外はそんなに生活変わらないどころか、むしろ、普通の人にない苦労をかなりされているようだということなのです。

そのときも、その方が、よく知っている選手が、病気で亡くなられたこと、彼が紹介した職場があわなくてストレスがたまっていたのではないかとか、

他の知り合いの選手が、自殺されたこと、自分に何が手助けができたのかもしれないのと、優しい彼は悩んでいました。

有名なラグビー選手でビジネスでも大活躍されて早く亡くなられた方ではこの二人の方が真っ先に思い浮かびます。

宿沢 広朗(しゅくざわ ひろあき、1950年9月1日 – 2006年6月17日)

埼玉県出身の元ラグビー選手、ラグビー日本代表監督。その一方で三井住友銀行取締役専務執行役員)

上田 昭夫(うえだ あきお、 1952年10月21日 – 2015年7月23日)

日本のラグビー選手(SH)及び指導者。元日本代表でキャップ6。元慶應義塾體育會蹴球部(以下、慶大)監督。フジテレビジョン社員としてニュースキャスターを務めたことでも知られる。

彼らが、スポーツ、ビジネスでの大きな功績をあげていることに、嫉妬すら抱かず、ただ、ああ自分とは全然違う世界の人なんだなとぼんやりおもっていましたが、

当たり前ですが、同じ人間なので、スポーツも仕事も無理をし過ぎていたのであれば、その反動がきた可能性もあります。

 

私は、その元ラグビー日本代表の人と話していて、それだけ華やかな立場にいた人達から、早死にした人、自殺した人、それを助けられなかった自分を悔やんでいる話をきいて、

驚くと同時にそれがあまりに印象的で、何度か何故だろうと思ってきました。

ラグビーの負担の大きさを推測

何の科学的な根拠があるわけではないのですが、当時の話から私なりに推測したことがあります。

1.ラグビーの充実感、連帯感が素晴らしすぎて、その後、反動として孤独感が強くなるのだろうか?

水泳やマラソンのような気軽に出来る個人競技なら、その後も継続できますが、ラグビーは引退後楽しみにくいスポーツなのかなと、またラグビー現役時代の充実感が素晴らしい分、一人になるとさみしくなるのかと。私がそう思ったのは、その私が会っていた元の日本代表の方が、昔のラグビー仲間のお話をするとき、どれだけ彼らに親しい感情を持っていたかが、自然と伝わってくるほどだったからなのです。よほど、仲間意識、連帯感、友情が生まれるスポーツなんだろうなと、強く感じ、憧れると同時に、引退してから寂しいんだろうなと感じていました。彼のように協会の理事で残れるほどの人はごく少数でしょうし。

2.過激で無理がでやすいスポーツなのだろうか?

筋力、筋持久力は他のスポーツでも求められますが、タックルでの衝撃(ショック)、スクラムでの自分だけで作れない荷重が背骨にかかること等、また接触することでは似たようにも見えるスポーツのアメリカンフットボールではガチガチにプロテクターで固めているのに、ラグビーはそれに比べると、ジャージーだけで体当たりを繰り返しているようにも見えます。

3.ラグビーに限らずスポーツやり過ぎは健康に逆効果

これはどのスポーツでもトップクラスのプレーヤーとよくよく話すと、必ずどこか故障したり、無理をしていることがわかるので、そもそもトップクラスで真剣にスポーツやりすぎるとどのスポーツも健康には悪いので、その中でも過激に見えるラグビーの負担は軽くないでしょう。念のために書きますが、何のスポーツもしないで、運動不足ももちろん健康によくありません。健康のためならバランスが大切です。

ヒーローの若すぎる死に思うこと

多くの人が憧れていた平尾誠二が亡くなって、しかも、個人的には、自分と同じ歳の彼が亡くなったニュースを読んで改めて、思い、感じたことがあります。人生はそれぞれ個別のもので、それぞれに、それぞれの悩みや、苦しみ、喜び、嬉しさがあり、それは他人にはまるでわからないのです。あれだけ華やかなスター選手だった彼が、こうなると、誰も思っていなかったでしょう。

全く個人的な告白で恐縮ですが、私は彼と逆で、学生時代、4ヶ月も入院してしまい暗い気持でいて、50歳まで生きている自分を当時想像できませんでした。本当に人間、明日のことはわからない。また、他人と自分を比較してはいけない。他人が何に苦しんでいるかなんてわからないで、その良かったところだけ、良く見えるところだけを自分と比較して、勝手に自分を惨めに思うことは、これ以上ないほど馬鹿げたことなのです。自分で自分を不幸にする幻影を勝手に作り上げるようなものとも言えるかもしれません。

平尾誠二さんのご冥福を再度祈ります。 あなたは、凄い輝きを放つ、当時の多くの大学生にとって眩しい、プレーが記憶に残るスタースポーツ選手でした。

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