岡村靖幸全曲紹介:”幸福”を”ぶーしゃかloop”な”愛はおしゃれじゃない”が”だいすき”で”ライブ”に”靖幸”の”友人のふり”じゃ”イケナイコトカイ”どぉなっちゃってんだよ”
岡村靖幸はコアな非常に熱心なファンがいるミュージシャンです。そしてそのコアなファンには根っからの音楽好きが多く、有名ミュージシャンも含まれています。
何故、彼がそこまで音楽に詳しいしい人に強い影響を与えているかについては、曲紹介のあとに、書きます。
・スガシカオ
自らのラジオ番組で岡村靖幸あまりにも頻繁にとりあげ、曲も流し、特に「青年14歳」を大絶賛しています。この曲はアルバム『禁じられた生きがい』に収録されていますが、シングルカットも、他のベストアルバムに収録されているわけでもない、あまり知られてない、名曲なので、スガシカオの岡村靖幸への傾倒ぶりがわかります。(隠れた名曲探しが、岡村靖幸には強くおすすめできます。後で詳しく解説します。)
・MR.CHILDREN 桜井和寿
1996年5月号月刊カドカワ-岡村靖幸特集の記事で 岡村靖幸のアルバム「家庭教師」について以下のように述べています。
「それ以降僕は・・(中略)・・岡村靖幸Part2になりたいと、悪戦苦闘しながら音楽と愛し合ってる」
岡村靖幸はそれだけ強い影響力のある、中毒性と独自性のある楽曲を出してきました。ただ、独自すぎで、歌詞も卑猥と誤解する人もいて、食わず嫌いになっている人や、その出来、本来のパフォーマンスの割には、例えば今の若い人には意外と知られていません。
まずシングルリリースされた曲が以下の30曲です。岡村靖幸はユーチューブに公式チャネルが見当たらないのでリンク、著作権に配慮してリンクは貼っていません。
タイトルだけでも、怪しげな印象を持たれる人もいるかもしれませんが、聴いてみる価値のある良い曲が多いです。
そして、彼のデビューからの4枚のアルバムには良い曲が多いのですが、その中で、シングルカットも、その後のベストアルバムでも紹介されてない曲が何曲もあり、それらの中に、何故か岡村靖幸の無垢で強力な純情さを表現しているものがあります。 岡村靖幸の魅力も、その極端な純情から、極端なエロまで両面強く自分のものと感じているゆえに表現できる世界があるようです。
Contents
- 1 岡村靖幸 シングル リリース曲
- 1.1 Out of Blue
- 1.2 Check Out Love
- 1.3 Young oh! oh!
- 1.4 Dog Days
- 1.5 イケナイコトカイ
- 1.6 SUPER GIRL
- 1.7 聖書 (バイブル)
- 1.8 だいすき
- 1.9 ラブ タンバリン
- 1.10 友人のふり
- 1.11 Peach Time
- 1.12 どぉなっちゃってんだよ
- 1.13 あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
- 1.14 カルアミルク
- 1.15 ターザン ボーイ
- 1.16 パラシュート★ガール
- 1.17 チャーム ポイント
- 1.18 Peach X’mas
- 1.19 ハレンチ
- 1.20 セックス
- 1.21 真夜中のサイクリング
- 1.22 SexeS
- 1.23 マシュマロ ハネムーン feat. Captain Funk
- 1.24 モン・シロ
- 1.25 ミラクルジャンプ
- 1.26 はっきりもっと勇敢になって
- 1.27 ビバナミダ
- 1.28 愛はおしゃれじゃない
- 1.29 彼氏になって優しくなって
- 1.30 東京音頭-TOKYO RHYTHM
- 1.31 ラブメッセージ
- 2 yellow
- 3 DATE
- 4 靖幸
- 5 家庭教師
- 6 禁じられた生きがい
- 7 Me-imi
- 8 幸福
- 9 『愛はおしゃれじゃない』
- 10 『ぶーしゃかLoop』
- 11 『ビスケットラブ』
- 12 『はじめて』
- 13 『カルアミルク』
- 14 岡村靖幸の魅力を歌詞から
- 15 参考 尾崎豊紹介記事
- 16 岡村靖幸の魅力を曲と歌い方から
- 17 『ペンション』
岡村靖幸 シングル リリース曲
シングルタイトル | |
1 |
Out of Blue |
2 |
Check Out Love |
3 |
Young oh! oh! |
4 |
Dog Days |
5 |
イケナイコトカイ |
6 |
SUPER GIRL |
7 |
聖書 (バイブル) |
8 |
だいすき |
9 |
ラブ タンバリン |
10 |
友人のふり |
11 |
Peach Time |
12 |
どぉなっちゃってんだよ |
13 |
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう |
14 |
カルアミルク |
15 |
ターザン ボーイ |
16 |
パラシュート★ガール |
17 |
チャーム ポイント |
18 |
Peach X’mas |
19 |
ハレンチ |
20 |
セックス |
21 |
真夜中のサイクリング |
22 |
SexeS |
23 |
マシュマロ ハネムーン feat. Captain Funk |
24 |
モン・シロ |
25 |
ミラクルジャンプ |
26 |
はっきりもっと勇敢になって |
27 |
ビバナミダ |
28 |
愛はおしゃれじゃない |
29 |
彼氏になって優しくなって |
– |
東京音頭-TOKYO RHYTHM |
30 |
ラブメッセージ |
岡村靖幸 デビューから4枚目までアルバム、
yellow
DATE
靖幸
家庭教師
この中に、彼のエッセンスが詰まっています。
そして、今はほとんど忘れられている、良い曲が隠れています。
例 album 『yellow』 の中の 『はじめて』 は 岡村靖幸がこんなに純情切な切ない歌を作っていたことがよくわかり、彼の純情分野での繊細さにも強い印象をうけます。
「はじめて、わかったよ、君が、僕のために泣くから。」 それでいつもの帰り道を明るく感じることができるようになれたというような歌詞でした。でも今は、この曲は簡単には見つかりません。
逆に、 album 『家庭教師』 の中の『ビスケットLove』 は先輩の彼女から、エロいことに誘われる話を、ズバリの言葉で表現しています。岡村靖幸はその面だけでも幅が広いです。
yellow album | DATE album | 靖幸 album | 家庭教師 album |
Out of Blue | 19 (nineteen) | Vegetable | どぉなっちゃってんだよ |
Young oh! oh! | Super Girl | ラブ タンバリン | カルアミルク |
冷たくされても | 生徒会長 | どんなことして欲しいの僕に | (E)na |
Check Out Love | Lion Heart | 友人のふり | 家庭教師 |
はじめて | いじわる | 聖書(バイブル) | |
Water Bed | DATE | だいすき | あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう |
RAIN | どうかしてるよ | Có mon | 祈りの季節 |
彼女はScience Teacher | うちあわせ | Boys | ビスケット Love |
White courage | 不良少女 | 愛してくれない | ステップ UP↑ |
イケナイコトカイ | Punch↗ | ペンション | |
19才の秘かな欲望 | バスケットボール | ||
Có mon | |||
Boys | |||
愛してくれない |
その後にリリスされた3枚のアルバムです。
禁じられた生きがい
Me-imi
幸福
4枚目、5枚目のアルバムで、天才岡村靖幸でも、歳をとったり、薬で捕まったりして、若い頃ほどの曲は作れなくなったのかな、残念だなとおもっていました。
ところがです、最新のアルバムの『幸福』 に収録されている
『愛はおしゃれじゃない』
がとても良くて、彼の若い頃に負けてないどころか、彼の曲で一番これが好きという人も多いのではないかという魅力的な曲です。また、
『ぶーしゃかLoop』
のファンも多く、リピートして聴き続ける人も多く、さらに、 自分で歌って、動画を、ユーチューブにアップしている若者の何人もいます。岡村靖幸は、50歳になっても、こんなに多くの人を夢中にさせる音楽を作れることを、目の前で見せて、証明してくれました。それに、合わせるように、身体も引き締まり、顔つきも鋭くなってきています。
禁じられた生きがい album | Me-imi album | 幸福 album |
あばれ太鼓 | 5!! モンキー | できるだけ純情でいたい |
青年14歳 | モン-シロ | 新時代思想 |
クロロフィル・ラブ | ア・チ・チ・チ | ラブメッセージ |
ターザン ボーイ | ファミリーチャイム | 揺れるお年頃 |
妻になってよ | ミラクルジャンプ | 愛はおしゃれじゃない |
パラシュート★ガール | 未完成 | ヘアー |
どぉしたらいいんだろう | 軽蔑のイメージ | ビバナミダ |
Peach X’mas | マシュマロハネムーン~セックス | 彼氏になって優しくなって |
チャーム ポイント | ぶーしゃかLOOP |
2つのベストアルバムもでています。両方のアルバムに含まれている曲は
Peach Time、だいすき、Out of Blue、イケナイコトカイ の4曲でこれは文句なしに彼の代表曲ですが、
早熟にしか入ってない、友人のふり もこの4曲に負けないくらい岡村靖幸を代表する曲です。
それと、ベストアルバムに入っていなくて、最初の4枚のアルバムに入っている曲はチェックしてみることをお薦めします。
『ビスケットラブ』
は素晴しく魅力的な曲ですが、歌詞がモラルから外れすぎていて、収録されてないのかもしれません。
(カラオケでこれを歌って、女に男がお持ち帰りされてしまい。その後の人生が大きく狂ったということもあります。)
『はじめて』
は素晴らしいけど、逆に歌詞も地味とみなされて、商業的には収録されてないのかもしれません。
またとても不思議なのが
『カルアミルク』
というどう考えても岡村泰之の代表曲だろうと思う曲が収録されてないことです。
早熟 album | OH! ベスト album |
Peach Time | マシュマロ ハネムーン |
Dog Days | Out of Blue |
Lion Heart | Check Out Love |
だいすき | Young oh! oh! |
Out of Blue | Dog Days (5:25) |
いじわる | イケナイコトカイ |
イケナイコトカイ | Super Girl |
Vegetable | 聖書 (バイブル) |
聖書 (バイブル) | だいすき |
Shining (君がスキだよ) | 友人のふり |
Young oh! oh! | ラブ タンバリン |
友人のふり | Peach Time |
Peach Time | どぉなっちゃってんだよ |
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう | |
ターザン ボーイ | |
パラシュート★ガール | |
チャーム ポイント | |
Peach X’mas | |
ハレンチ | |
セックス | |
真夜中のサイクリング | |
岡村靖幸の魅力を歌詞から
なぜ、どうやって、なんで、そんな歌詞を思い浮かぶのだろう。そのことばはどこから出てきたのだろうと思わせる歌詞だらけなのが、岡村靖幸なのですが、
彼自身が、変態と言われようが、なんと言われようが、自分が、ユニークであること、自分だけの表現をすることを恥ずかしってはいけない、それよりも、凡庸なことしかできないならそれを恥じなければいけないという思いがあるのかもしれません。彼の今までの発言からも、凡庸であることは彼にとっては罪という意識があるのかもしれません。
出典 『ラブタンバリン』
「男なら絶対にごまかしちゃダメさ、苦しく切ない思いだけは」
岡村靖幸は、こういう、純情系の歌詞も多くて、エロい歌詞とこれだけ両面落差があることも、魅力の一つとなっています。
純情な時はとことん純情で、エロい歌は、とことんエロい。この人何者だとはあまり思わなくて、心の中に両面を純度高く持っている人のようです。
出典『19ninteen』
「あなたのドレスのジッパー外して なでてみたいな girl 好みの子ならオールナイトロング」
これはまだ序の口ですが、1990年あたりでこの歌詞はかなり、刺激的だったと記憶しています。
出典 『Dog Days』
「だけど心はいつも、いつも僕をせめてる。」
尾崎豊の親友だからこの歌詞からも通じるところあるのかなとも思いました。これだけかっこいい活躍をしてきたのに、彼の内面は、他人からはうかがい知れないです。
参考 尾崎豊紹介記事
出典 『イケナイコトカイ』
「眠れない夜は屋上に登って、風に尋ねているんだ、ねぇドンファン。彼女のLove sex kiss 朝からずっと待っている。
出典『家庭教師』
「撫でちゃいたいかい、僕の高層ビルディング」
これジョークじゃなくておもいっきり真剣な彼の歌詞での表現なんだと思います。
岡村靖幸は歌詞で自分が表現したいものを恥ずかしいとか当時のモラルとかを超越して真剣に表現してきたのだなあと、わかります。
出典 『愛はおしゃれじゃない』
「カーテン開くようにスカートを脱がせたい」
ただ、こいう歌詞は、彼じゃないと思いつかない感じはしますね。それで聴いて、妙な感じがして、彼の世界にこれらの歌詞と、メロディーが一体となって引き込まれていきます。
岡村靖幸の魅力を曲と歌い方から
岡村靖幸以前から、いとうせいこうや佐野元春がラップや一音に複数の文字を込めて歌っていました。ただ、一番これを派手にやったのが、岡村靖幸です。一音に3文字いれて、カルアミルクでも
「でんわ、なんか、やめてさ、」 とでんわ で一音、 なんかで一音のように 歌うので、今までこんな歌い方聞いてないから、新鮮に記憶に残りました。
それと、絶えず、リズミカルなところが強調されて、ベースだと思いますが、重低音でのリズム感もいれるから、グルーブ感がでているます。ヒップホップとかそういうかっこよさを含んでいるみたいです。
いつも、自分だけのユニークな音を、実はどんなに独自だと思っても、誰かの影響を受けざるを得ないのですが、その中でも、自分だけと思えるものを、凡庸なことをしないという気概をもって音楽活動をしているように見えます。
彼の音楽の魅力は、聴いてみることでしかわからないところが、他のミュージシャン以上に多いと思っています。
彼の昔のファンが、もしまだ 『愛はおしゃれじゃない』をしらないなら、それを聴いて楽しんでくれるといいな。
彼の最近の若いファンが、彼の初期のアルバムの中にあって、今はあまり知られてない、『はじめて』 『ビスケットラブ』
『ペンション』
といった曲を見つけて聴いて楽しんでくれるといいな。
それが、この記事で一番伝えたかったことでした。
岡村靖幸はもてているはずだし、色々とエロい経験もあるはずなのに、心に童貞マインドがいつもあるように感じられます。
だから、ドキドキして女性に接する曲も作れれば、色々と経験したって、すれちゃって、昔の、経験なくて、妄想してた時の方が楽しかったかなあみたいな雰囲気の歌もつくれるのかなという、不思議な魅力もあります。実際の彼は知らないのですが。
この記事をSNSでシェア