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ビットコインの歴史2 価格形成とMt.GOX事件までの暴騰の歴史(そのブロックチェーンの歴史)

 2019/04/27 未分類
この記事は約 6 分で読めます。 1,920 Views

(この記事は、こちらからの引用をもとにコメントや実体験を追加することで書いております。https://jpbitcoin.com/about/history_price)

ビットコインの価格ができるまで

2009年1月3日のジェネシスブロック(ビットコイン最初のブロック)ので来たときは価格どころかまだ送金といこともされていませんでした。

2009/01/12 終値 ¥0 最初のビットコイン取引が行われる
Satoshi Nakamotoからソフトウェア開発者であるHal Finneyへ、ビットコインの送信が世界で初めて行われました。

2009/10/05 終値 ¥0.07 New Liberty Standardによりビットコインの価格提示

New Liberty Standardによりビットコインと法定通貨の交換レートが初めて提示されました。

この時の価格は1ドル1,309.03BTC、日本円で1BTC約0.07円です。これは、ビットコインの採掘に必要な電気料金から計算して提示された価格でした。

ジェネシスブロックから最初に価格が付くまでに10カ月かかりました。その期間、この開発、運用に関わっていた人達はその時点では価格がないビットコインのために労力を割いていました。

これが、その頃を知らない殆どの人には、想像でしか彼らの気持ちはわからないところなのですが、IT業界ではLINUXというオープンソフトの素晴らしいOSがあり、ボランティアでかいはつされてきていることを、私は思い出しました。何らかの価値をみとめたものを共同で作り出す作業に優秀な人達がボランティアで参加してくれる事例はこのように他にもあるのです。

2017年にはビットコインは200万円を超えるピーク価格を一度つけているので、この時の価格は最初の価格の実に6千万倍!!! ということになります。

2010/05/22 終値 ¥0.2 初めて商品(ピザ)とビットコインの交換

ピザ2枚(約25ドル)と10,000BTCの交換が行われ、これが商品購入における最初のビットコイン決済の例となりました。実際は、店舗側がビットコイン決済を受け付けていたわけではなく、ピザの購入代金を第三者にビットコインで支払い、その第三者にピザを通常の決済方法で買ってもらったという流れでしたが、これが最初の商品とビットコインの交換とされています。

そしてこの時点で既にビットコインの価格は最初の価格から約3倍になっています。最初のブロックから10カ月0円で運用されていたことの方が凄いことかもしれませんが。

2011/06/12 終値 ¥1,489 最初のビットコインバブル

TIMEでも紹介され、多くの人がビットコインの存在を知ることとなり、価格は急上昇しています。

出来てからまだ18カ月、最初の価格形成から8カ月、その時の価格から2万倍の急上昇です。

ここまでの急上昇が起きる背景には、ビットコインが注目され、買いたいという需要に対して、供給できる量が極端に少ないという事業が大きく影響してたと思われます。

ビットコインはマイニング(採掘)で得られる新規のビットコインは一定で、しかも4年ごとに得られる量は半減し、発行できる上限も2100万枚とシステム上きっちり決められています。

どれだけ注目されてもそれに応じて供給量を増やすような仕組みがないことが、バブルを生みやすい要因になっているのです。

2011/06/19 終値 ¥1,401 Mt.Goxがハッキング

Mt.Goxがハッキング被害を受け、ビットコインやユーザー情報・パスワードが盗難され約1週間取引が停止されました。この影響で、連鎖的に他の取引所からもビットコインの盗難が発生し、ビットコイン価格が著しく下落しました。

価格がピークを付けた、わずか7日後に、当時最大の取引所であったMt.Goxでこの大事件がおきました。

私はこの取引所を運営していた、Mark Karpelesと2018年の夏にキャンプに行く機会がありました。彼は保釈され裁判中でした。その後無罪判決がでました。

彼に直接会った印象は、マスコミ等から得ている印象とはあまりに違うものでした。物静かな、控えめで、決して怒りそうにない穏やかな人物でした。

カメラが大好きで、大きな望遠レンズを駆使して、キャンプ場から綺麗なな月の写真をとって喜んでいました。

一緒に火を起こして、マキを拾いに行って、それで焚火をしてそれこ心から喜んでいました。

取引所のことも、訊くのをためらっていると、自分からそれを感じ取ったかのように話してくれました。

運営がうまくいってなかった、Mt.GOXを買い取って、使いやすくなるように改良を加えて行ったら、ユーザーが信じられないペースで増加していったこと。

それに伴って、お金が信じられないほど増えていったこと。(当時の価格上昇と、取引所として保有していたであろうビットコインの量から想像すればそれはそうでしょう)

ハッキングは実は、誰かが、掃除のおばさんを買収して行われたこと。掃除のおばさんを10万円で買収して、USBメモリーで重要なデータをコピーして持ち出させて行われてたこと。

それを彼は話してくれました。彼が社内のビットコインを私的に流用していたということが散々ん報道されていましたが、結局判決も無罪となり、彼は今どんな思いでしょう。

Mt.GOX事件への司法の不公平簡とバブルの要因

何故かれはここまで糾弾されてしまったのでしょう?

1つには、いきなり大金を得たことに対する、懲らしめるような感情が取り締まる側に中っとは言えないと思います。

結果、無罪になているのですから。また当時、全く仮想通貨に関わってなかった、私も、ニュースでこの事件をみて、怪しいことをしている人たちがいるなとしか思えませんでした。

被害者のインタービュー見ても、損害意を悔しそうに語る姿が、妙なものにお金をいれたからしょうがないのでは? 程度の理解しか私もできていなかったのです。

お金というものは、現代において、最大の欲望の対象になっていますから、それが、不思議な方法で爆発的に増えるというのは、それだけで怪しいと思われてしまいます。

また、法定通貨に対して、それと別にビットコインがいきなり存在感をましてきたら、既存権力側が脅威を感じて取り締まりたくなったとしても不思議はないです。

この事件は、それに口実を与えてしまった面も否定できないのではないでしょうか。

ライブドア事件をみても、当時それ以上に法律を逸脱する行為をしていた、オリンパスや日興証券の経営陣が逮捕されてないことからも、新しく急成長した会社に対して、権力側は法律を兵頭には適用していないことがわかります。

また別の観点から見ると、現代はお金自体が、欲望の一番の対象という歪みが大きくなっているようにも見えます。お金を使って何かを買うのが、お金の本来の目的であったハズが、使いたいなくても、お金をより多く保有することが目的化してしまっている。だからビットコインのように、供給量が厳しく制限されているデジタルデータは一気に値上がりして、それに参加することで儲けたい人によりバブルが形成されやすいということなのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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jinsei-me

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全記事自分で書いています。
FBのリンク先で自分をさらしています。
興味の範囲が広いので、メディア名に大学をいれて、興味の範囲を学部で分類して書いてます。
今はブロックチェーンやトークンへの関心が高いです。
 




https://www.youtube.com/watch?v=oB5XAfXMsZc&feature=share

 

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