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坂本龍馬が凄く好かれた理由 暗殺されるほど

 2016/10/20 恋愛学部
この記事は約 6 分で読めます。 4,642 Views

坂本龍馬は、歴史上ので最も好かれている人物

に何回も選ばれています。龍馬は僅か31歳でなくなっています。(11月15日という誕生日に亡くなっているのですが、今の年齢の数え方でも32歳という意見もあります。)

当時の旧暦の数え年での33歳という表現をされてきましたが、現在の年齢の数え方では僅か31歳で亡くなっているのです。

その短い生涯で、そこまで好かれる人物として受け入れられているのは、なぜかを考えてみます。

現代人が坂本龍馬について持っているイメージは、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』(この小説では龍馬でなく竜馬なのです。)で作られたものが大きいです。

『竜馬がゆく』 が出版される前と後

では、坂本龍馬の知名度は大きく変わり、またこの『竜馬がゆく』出版以降、確認できただけで5回ドラマ化されています。

2010年にNHKでドラマ化された『龍馬伝』 はタイトル名は違うので、『竜馬が行く』のドラマ化とはいえませんがそれでも影響を強く受けています。

では『竜馬がゆく』 の多くの人から愛される、伸びやかな

龍馬像は 司馬遼太郎の創作に過ぎないのか?

そうではないと思える理由を2点上げておきます。

1.司馬遼太郎は、作品を書くにあたり、資料集めに執念をもやし、惜しげもなくお金を使う人で、彼が古書を集めると、一度に数千万円をつかい、トラックで乗り込み買いあさり、その関連本がなくなるというエピソードが残っています。坂本龍馬についても彼は史実をできる限り調べた上での、それをベースに、小説を書き上げたハズです。

2.坂本龍馬の手紙が残っています。それを集めたものが出版もされています。それを読むと、実に伸びやかで、読んだ人を楽しませようという機知にも富んでいます。龍馬本人に直筆の手紙と、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の龍馬の印象は極めて近いのです。

さらに言えば、現代人が持っている坂本龍馬のイメージと現実の坂本龍馬に大きな差があったとしても、それはもう大きな問題ではないのかもしれません。

 

龍馬は何故好かれたのか?

1.愛嬌と機転に溢れた楽しい人だった。

龍馬は一番お世話になった、姉の乙女に、手紙をいくつも書いていて、それが今も読めます。本当にかわいい、機転のきいた、面白い文章を書いています。

「人の命は運しだいで、運の悪い奴は、風呂桶のヘリで金玉割って死ぬこともある」(かなり意訳) とか

勝海舟の門下生になったときは、それをただ自慢するのではなく、一番親しいハズの乙女にまで 手紙の中で 「エヘン エヘン」と

何度も、自慢したくてしょうがない自分を、わざとお茶らけさせて笑いを誘う楽しい文章にしています。手紙でこれですから、直接、話たらとてもとても楽しい人だったでしょう。

2.人に対する見方が基本的にいつも優しい

龍馬の生きた時代は幕末ですから、尊皇攘夷か開国か、他にも意見が違うと切りあいもあった時代なのに、龍馬は自分と意見が違う人や、

意見が違って、殺された人まで、自分がいたら死なせなかったと、いっていたと、龍馬の妻のおりょう(楢崎龍)が証言したいたという話もあります。

(近藤長次郎(上杉宗次郎)が独断で英国留学を企てて露見し自刃させられる事件でのこと)

これだけ意見が激しく対立する時代に生きて、意見の違うそれぞれの多くの人の立場を考え、人間として認めて、優しく接してあげる度量の広さがあったということのようなのです。

それも、意見の違う人々それぞれに、自分の意見も変えて八方美人的に接するわけでなく、そう接することができたということだったようなのです。

3.いつも夢を持ち、それを達成するための行動力と機転を忘れなかった。

龍馬は、いつも夢を持っていたようなんですね。夢が変わっても、たいていいつも持っていた。そして、それがうまくいかなくなりそうなときも機転をきかすことやユーモアを忘れなかった。

彼の船(海援隊の船)が紀州藩の船と衝突して沈没したとき、紀州藩が幕府に近く圧倒的に強い立場にいることから、普通なら賠償金を最初からあきらめるところでしょうに、彼は、こんな歌を作って流行らせて、結局多額の賠償金をせしめました。「船を沈めたその償いは金を取らずに国を取る」 こんな発想どこから出てくるのかわかりませんが、ただ相手を正攻法で、せめて、責任を追及しても、どうにもならないとおもったら、こういう手も思いついて実行できるんですね。

龍馬は自分と価値観の違う人や、あるいは逆にとても近しい人(お姉さんの乙女のように)でも、その人の価値観を認めて、楽しい気分にしてあげることを、自然に出来る人だったようです。

その上で、自分のハツラツとした夢を語れる、その夢を達成するためために、誰も思い浮かばないようなことをやる。

龍馬に会った人の立場で考えると、この龍馬って奴に会うと、

楽しくさせてくれるなあ。

自分では思いつかないような、大きな夢を持っているんだなあ。

意見違う俺のこともこんなに明るく認めてくれるんだなあ。

と感じられたのではないでしょうか。 自分を幸せな気分にしてくれる人は自然に好きなってしまいますから。

普通の人にはそれをやるのが簡単でないにしても、心がけようと思っているだけでも、きっと良いことです。(自分も気をつけたいです。)

坂本龍馬は自らの大きな夢や強い意志、価値観が相手に伝わらないどころか、世界中の誰からも理解されないとしても、我が道を貫く強さと同時に、

自分と価値観がまるで違う人や、ごく親しい人まで、まずその人の心を楽しませてあげて、その人の価値観を大切にしてあげて、自分の夢を語ってそれが理解されても、されなくても、その人に同じように接してあげることが出来る人物だったようです。それは好かれますね。誰にもできない、誰もがしてほしいことなのですから。

暗殺の遠因になったであろうこと

マザーテレサの有名な言葉「愛の反対は無関心」

人は、好きでもない人間には無関心になります。何らかの関わりがなければ、嫌いにもなることも憎しみを抱くこともありません。

そして、一番強く憎まれるのは、愛情の裏返しで憎まれることです。龍馬の場合は、彼の行動力、リーダーシップ、人からあまりに好かれてしまうことが

暗殺の遠因になったのではないでしょうか?

もし、権力を握ろうとしてそれに凝り固まった人、集団から見たら、龍馬くらい、危険で怖い存在はないと思うのです。

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